久しぶりのブログ更新です。
めちゃくちゃ長くなると思いますのでよろしくお願いします。
遡ること約1年前……もともとロンドンでフォトウェディングの予定が新型コロナの蔓延により延期の延期で私はしょげていました。4年も待つ間に完全にやさぐれておりました。そんな私に家族からひと言。
「そんなに心残りならいっそ海外挙式でもしたら!?」
「マジで!!?!?!?」
この機会を絶対逃してはならないと思いました。4年間も待ったんだぞ。フォトウェディングが海外挙式にアップグレードしたってなんにもおかしくないだろう。
やるとなったらやるぞ!ってことでさっそく旅行代理店に問い合わせを開始しました。有名どころのJTBさん、海外挙式に自信があるらしいリージェンシーさん、ムーンシェルさん、名古屋のジェイエスティさん。
基本皆さんなんでも丁寧に色々教えてくださって本当に助かりました。一ヵ所だけ死ぬほど失礼なところあってどうしようかと思いましたが……
「ドイツは全体的に暗い。需要がない」
「変わり者が行くところ」
「私はハプスブルク家派」
きっと話した感じオタク丸出しのひねくれ女だからこういう話したら喜ぶと思ったんでしょうね。わかります。わかりますよ。時と場合によってオタクは変態扱いされればされるほど喜びます。
しかしこの時、私は完全にブチ切れていました。
少しくらい高くてもいい、気持ちがいい対応をしてくれるところにお願いしよう。そう思って名古屋のジェイエスティさんにお願いすることに決めました。ここは本当に担当さんの対応がきめ細やかで丁寧で親切です。お休みの時とか全然気にしなくてもいいのに……ってレベルでフォローも入ります。神です。
代理店さんが決まったので、式の日程を予約してもらいます。これがですね……長い長い道のりでして……
ドイツに1つ質問すると基本返事まで1週間かかります。日本人の感覚でいうとまじありえないスピードですが、ヤフー知恵袋にはこんな回答がありましたよ。
以下このページからの引用です→ https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1147503221
以下DeepLによる翻訳
日本の常識は海外の非常識なのよ!そうなのよ!
ということらしいです。なんかすみません……。メールの返信はゆっくり待つことにします……。
とりあえず挙式希望日として第一希望月曜日、第二希望火曜日でリクエストを飛ばしました。待つこと一週間……
月曜日はホテルが休みで火曜日はホテルのレストランが休み(挙式パッケージにレストランでのコースディナーがつくため)でNG。昔は月火もOKだったらしいですが変更になったようです。
ならば仕方なしということで希望日を木曜に変えて再リクエストしました。これが9月30日……待ちます……待ちます……やっと確定の連絡が来たのが10月21日……やっと決まった~~~~!!!!!!!
がっ 本来ホ城で挙式する花嫁が宿泊するスイートルームが予約で埋まっているとのこと。別のスイートルームでも良いかとのことだったのでもう予約が確定するならなんでもいいよ早く確定させて!って気持ちでOK出しました。
私はとにかく早く航空券を買いたかったのです。つい半月ほど前ならJAL直行便が往復19.5万円でした。この時すでに25万まで値段がアップしていました。ホント早くしてくれ死ぬ。
ちなみに私は古城ホテルの宿泊自体をスキップしたかったのですが……(ヨーロッパの古い建物は水回りとか色々不安なので)
ホ城が管理する挙式パッケージは一切の変更を受け付けないとのことでした。まぁ……近くにホテルとかないしね……。
そして確定の連絡を待つうちに……JALの航空券が……27万になってました……ほんと無理(´;ω;`)
以下は私が力尽きるまで毎日毎日航空券の値段をスカイスキャナーで検索し続けた結果です。40万超えたときはさすがに笑うしかなかった……
普段は安けりゃアエロフロートでもポーランド航空でもなんでもOKな私ですが、今回は特別な旅行ですから、どうしてもJALがよかった……(それについては過去に書いたかもしれないので割愛します)結局12月にいったんガクッと下がった27.5万で買いましたがかなりの痛手です。しかし日程は決まりました。チケットも決まりました。あとは行くだけです。
後日別記事で紹介予定ですが、ロンドンでどうしても泊まりたいホテルがあったので先にドイツではなくイギリスに向かいました。途中ロンドン~シュトゥットガルト間のフライトを挟みます(シュトゥットガルトが一番近いですが、お城目指すならフランクフルト、ミュンヘンからでも行けます)
そしてなんやかんやありつつも特に大きなトラブルもなくシュトゥットガルトに到着!
まず空港から中央駅までの切符を買います。Flughafen/Messe駅からStuttgart Hauptbahnhof駅までですね(Hauptbahnhofは中央駅という意味)
Sバーンという地下鉄に乗ります。大きくSの表示があるのでわかりやすいです。
古城ホテルの最寄駅までの行き方をグーグルで調べると色んなルートが出てきますが、一旦中央駅まで行くのが一番簡単です。
券売機はドイツ語から英語に言語を変えられますので、結構簡単に買えると思います。左側に中央駅行きが最初から出てるのでそれ選べばオッケーです。
ドイツに改札はありませんので、チケットを近くの刻印機に入れるのをお忘れなく(忘れてて見つかると罰金とられます)
シュトゥットガルト中央駅に着いたらDB(ドイツ国営鉄道)の駅に移動してまた券売機で切符を買います。
こちらも画面の案内を英語に変更したほうがわかりやすいです。行先の駅を入力すると左側に候補が出てきますのでそこから選びます。
宿泊予定の古城ホテルの最寄り駅は Horb am Neckarですのでhorbと打ち込むと出てきます(グーグルマップや実際の駅、案内はHorbとしか表記されていませんが同じ駅です)
特に予約の必要がないREという分類の電車(普通列車です)が1時間に1本程度走っているようです。
もしシュトゥットガルトに前泊するなどの場合はIC(座席指定ができる電車)を予約してもいいかもしれません。
私が乗った電車はREとICの共同運航(設備はIC)でしたので、予約が入ってない席に勝手に座る感じでした(予約が入っている席は座席の横、または頭上に行先の表示がある席です。表示がなければ空席です)
詳しいDBの運行状況についてはDB公式アプリがありますのでそちらをご覧ください。会員登録しておくと、自分が予約した電車の遅延状況やプラットフォームの変更がメールで着ますので便利です。
ネットでのチケットの購入方法については「DB チケット 買い方」とかでググると懇切丁寧なページがたくさん出てきますのでそちらを参考にしてください。英語とドイツ語が一切わからなくてもチケットの購入ができると思います。
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さてさて、無事にHorb駅まで着きました。
古城ホテルまではタクシーで向かいます。この辺は各旅行代理店によってプラン内にタクシーの手配が含まれていたり、オプションで手配が可能だったりするようです。心配な方は代理店に相談してください。
今回スケジュールの関係で予約が難しかったので、私は流しのタクシーを捕まえることになっていました。代理店さん曰く「駅員にタクシーを呼んで欲しいと伝えればいいらしい……」とのことでした。駅員って常駐なのかな!?ってちょっと不安でした。
事前にグーグルマップで駅前にタクシーがいるような感じが確認できたので、まぁ大丈夫だろうと思って行ったら駅を出てすぐそばにタクシープールのようなスペースがありました。(駅員も常駐っぽい部屋がありました)
その前に……
駅を出てすぐ左に大きなスーパーがあります。ここでお水や必要であればスナック菓子などの軽食を買っていくといいです。
城の周りは何にもないです。部屋に置いてある水は有料です。冷蔵庫もないです。人数にもよりますが、2泊なので大きいペットボトル2~3本くらい買っていくと間違いないと思います。
ちなみに2024年7月現在、ホテルの水の料金はこのようになっております。5ユーロ……
それでは、タクシーで古城ホテルに向かいます。運転手のお兄ちゃんにここ行きたいんだけど~ってGoogleマップで古城ホテル(シュロスバイテンブルク)を表示しながら見せたら自分のスマホに入力してナビ起動してました。
往復とも42ユーロぐらいでした。チップ文化のさっぱりわからん私はとりあえず50ユーロ渡しておつりは大丈夫と伝えました。
古城ホテル到着!すんごい山の上にあって、タクシーで向かう際ちょこっと見えたときはテンション上がりました。
入口入って右側にフロントがあります。15時ごろだったので名前を伝えたらすぐチェックインが可能でした。
この際「ディナーをレストランで食べますか?」と聞かれます。食べる場合は「何時?」とも聞かれます。事前にテーブルのセットをしてくれるみたいです。
せっかくなので1泊目もレストランで食事することにしました。
気になっていたお部屋は……こちら!
結構広めのスイートルームです。もともとの予定だったお部屋より多少広いかも……??暖房器具のみで冷房は無し。7月上旬ですが、夜はけっこう暑かったです。
シングルルームにはありませんが、スイートルームには電気ケトルが置いてありました。
バスルームは近代的で普通です。デカい歯ブラシと歯磨き粉が置いてありました。スリッパはないです。
お湯はですね~~~~でたり……でなかったり……します…………その辺古い建物の宿命なので、あったかいお湯がでるなーと思ったらその時にシャワー浴びておいた方がいいです。私は2日間とも夜に水シャワー浴びて超きつかったです。昼間髪洗った時はあったかかったのに……
トイレは流しても流しても時間たつとたまにコバエが浮いてます。気にしたら負け……古城ホテルだもの……
ちなみにでかいハエもよくブンブン飛んでいます。窓開けると景色綺麗なんですがハエが入ってきます。
部屋の違いなのか、季節の違いなのか、5月にここを訪れた方は虫はいなかったそうです……もしかして夏の間は結構いるのかな……
部屋の中を小さくて丸いプリっとした虫が歩いてたりもします。ホテル曰く「害のない虫だから大丈夫」だそうです。いや、そういう問題じゃないんだけど……幸い歩くスピードは超のろいので遭遇してもそんなに怖くないです。私は「こいつかぁ……」と眺めました……。
ホントのホ城挙式パックに含まれているお部屋が気になる方は古城ホテル公式サイトからご確認ください。
ニューヨークスイートというお部屋です。今回泊まった部屋とは別館なのでもしかしたらこっちには虫がいないのかもしれません。
どの部屋からも外の眺めは最高ですので、実際行かれる方はぜひ窓の外を見てみてください。
ディナーまで暇なので館内とそのまわりをプラプラします。
剥製とか色々飾られてて、別のブログでホーンテッドマンションとか呼ばれてて笑いました。
確かに雰囲気あるかも~。
これとか普通に怖いです。
何やらパーティーがある??とかで奥の部屋はびしっとセッティングがされていました。綺麗な部屋だな~。
もしかして夜は音楽がズンズンうるさいかもな……と心配しましたが全然大丈夫でした。
お城の外をふらふら。いい感じに何にもありません。
のどか~~~な景色が広がっています
色んなお花が咲いている時期みたいです。蜂がブンブン飛んでいます。
古城ホテルにも小さなチャペルがありました。入れないようになってますが、写真くらいは撮れます。
このホテルでも結婚式できるらしいので、もしかしたらそれ用?普通にミサ用??異教徒受け入れてくれるチャペルあんまりありませんからね……
適当にホテルの周りを歩き回ってたら宿泊客らしき二人組と遭遇。まさか……!?日本人……!?私たちは結婚式とかいう極めて特殊なイベントのために仕方なくここに来たが、一体何ゆえこんなところに……!?Youは何しにこんなところまで……!?
と思ってたら話しかけられたのでちょっとお話させてもらいました。お城が大好きで、ヨーロッパのお城巡りをしているらしいです。にしても今日とは、なんて偶然。
次の日来た通訳さんも「親戚の方ですか?えっ……違う……?こんなところにどうして日本人が……?」と困惑していました。野良の日本人はマジでレアらしいです。
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あちこちお散歩しているうちにディナーの時間になりました。
事前にレストランの食事はヤバい料理がある、ステーキなら多分そこそこいけるはず、との情報を得ていましたので注文はステーキ一択です。
ステーキの他はパスタとかお魚料理とかもありました。メニューには前菜、スープ、メイン料理の順に記載されていますが、1皿1皿量が多いので注意です。
どうしてもサラダが食べたかった家族がサラダ頼んで量が多すぎて爆死してました。シェアしたいって言ったらできたのかもですが、ドイツは1人1皿が基本です。
私はメインのサーロインステーキだけ頼んだのですが、前菜として小さなスープが出てきました。ウェイターさんがおちゃめな方で、日本語を読み上げてくれる翻訳機で説明を流してくれました。自家製きゅうりの冷たいスープらしいです。尋常でなくしょっぱかったです。
メインの大きなサーロインステーキに、ミニとはいいがたいサイズのサラダがついてきました。さっきの爆死は一体……。お肉は日本のサーロインとは全然違くてモモステーキみたいな感じでした。私は脂っぽいお肉が苦手なので、なんとなくそういうのを期待してたのでラッキーでした。
頼んでないけどパスタみたいな付け合わせもついてきましたがお肉片付けるので精いっぱいなので一口しか食べられませんでした。お残しばっかりでごめんよ……。
前日ディナーはこれで終わり!明日が本番です。
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おはようございます!朝ごはんです!
今日はちょっと忙しい日なので、新郎新婦は部屋までご飯を持ってきてもらえます。参列者がいる場合はレストランで朝食ビュッフェです。
窓際で食べました!眺めがいいし、朝は涼しい空気が入ってきて気持ちいいです!日本だったら1500円くらいしそうなコンテ(チーズ)の塊がのってて卒倒しそうでした。昨日の夕食でお腹が空いておらず、全然食べられません。もったいない……持って帰れたらいいのに……。しかし冷蔵庫はありません。
コンテとの別れを惜しむ間もなく、お支度の時間になってしまいました。
メイクはバスローブを羽織った状態でやります。上からさらにメイク用のカバーかぶせられて汗だく……
髪もメイクもぶっつけ本番ですので、当日初めましてのメイクさん(ドイツ人の方でした)に参考用の写真を見せて仕上げてもらいます。
なんかwwwやってる間からおかしいなって予感はあったんですけどwwww
頼んだのと全然違う仕上がりになりましたwwwww自分からは見えないのでよくわかんなかったんですが、髪にたくさんカーラー巻き付けられてスプレー後、なんか被せられてしばらく温風浴びました。鼻の下汗でびっしょびしょです。母からは「昭和のオバハンwwww」って言われました。
最後これで大丈夫ですか?直しますか?って聞かれましたが、これ直すってなったら髪洗うとこからスタートだよなって素人ながら何となくわかりましたので、潔く諦めました。
こだわりが強い場合は相当気合入った指示書が必要そうです。
メイクは絶対超気合い入れた指示書用意したほうがいい
よく海外挙式だと濃いめのメイクになるとかがっつりアイライン入れられるとか聞きますが、想像の斜め上行く感じでした。正直そんなにこだわりないからおまかせでいいやと思っていた私が甘かったです。
目が細めのアジア人女性の目が大きく見えるメイク!って言われて瞼の真ん中だけ真っ黒になってて、後で写真見て泣きました。絶対目閉じたらあかんやつやった。
しかしこれは全部おまかせにした私が悪いので……。
日本帰ってきてから母とか姉に「なんとなく古臭い、昭和のババア」「目つき悪すぎ、昭和のヤンキーみたい」とか色々言われてます。大分後悔が残る感じです。
メイクは特にこだわりなくても絶対イメージ画像ぐらいは持っていった方がいいです(画像あんまり見てない気がするので気合い入れた指示書絶対絶対作った方がいいです)
はい。ここまでで地味に事故ってますが、一応それなりには仕上がってますので出発……の前に……ドイツにはチップ文化があります。事前に代理店からそれぞれチップを渡すように指示をもらっていました。
メイク(30ユーロ)、通訳(30ユーロ)、写真・動画のカメラマン(それぞれ30ユーロ)、送迎(10ユーロ)、レストランのウェイター(10ユーロ)
大体こんな感じです。事前にポチ袋に入れて用意しておきました。渡すタイミングがよくわからなかったので、通訳さんに相談したらそれぞれお別れのタイミングで「じゃぁここで例の物お願いします」って言ってもらえました。オルガン奏者の方にも渡すべきだったようですが、式が終わったらすぐ帰ってしまわれたようで渡せなかったです。
これは参列者の送迎用タクシーから撮った写真です。前方を走っているのが新郎新婦の乗る車です。
狭いところにムギュっと押し込まれますので、前日気合いを入れてドレスにアイロンがけした方はがっかりしないように……
ちなみに参列者専用の送迎車の価格86,000円だったからどんなデカい車くるのかなーって思ってましたが、駅前にもいた普通のタクシーでした。半日拘束するからこの金額ってこと……?1人しか乗らないのにこの金額出されたときは結構衝撃でした。多分1人乗っても3人乗っても金額が同じなのでしょう……
お城に着く前に、いったん外で撮影があります。
ここで事件が発覚します。カメラマンさんから「あれ?お花は……?」
なんとブーケを忘れてきてしまった模様です。超特急で通訳さんが新しいブーケを手配してくれましたが、ここはブーケがないのでカメラマンさんから色々ポーズをとってと指示されます。これは言われるがままにハートとか作ってる図です。写真でハート♡とかやるような年齢の人たちじゃないので、後で納品される80カットにこの写真が入ってないことを祈ります。
あとは時期的な問題なんですが……この草の上に立った瞬間から小さい飛ぶ虫とかぴょんぴょん跳ねる虫がドレスの中に侵入しまくって、おそらく20くらいは入ったでしょうか。虫が苦手なので「ウワーッ!!!!ウワーッ!!!」って叫んでましたが、カメラマンさんが「アイムプロフェッショナル!心配いらないよ!」(意訳:ドレスに入って下から透けてる虫は加工で消せるから大丈夫だよ)って言ってたけどそういう問題じゃねえんだよぉ~~~~~(号泣)
5月に挙式された方はここでも「虫はいなかった」とおっしゃっていたので、虫が苦手な方は7~8月前後の挙式は避けたほうがいいかもしれません……
ホテル戻ってから頑張って出しましたけど、もういないかな!?と思ってバッグにしまったら、閉じたバッグの中で元気に飛び跳ねてる子がいました(クリア素材だから中が見える……)
気にしたら負け!色々気にしたら負け!
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ついにお城に到着です!11時半ごろですが、観光客がたくさんいて、車出た瞬間ピューピュー言われていたようです。私はノーメガネノーコンタクトで回りがよく見えない状態だった&歩くのだけで超大変な状態だったので何も見えないし聞こえなかったです。
まずは緑色の部屋(皇帝の間)で小休憩です。ここは一般公開されておらず、挙式した人だけが入れるお部屋とのことです。
一旦お水飲んだり、お手洗いに行ったりできます。お手洗いはかなり広いので、プリンセスラインのふっくらドレスの方でも安心です。通訳の方か、親族がいれば親族にお手伝いしてもらって利用します。通訳の人に手伝ってもらうのが恥ずかしければ夫を指名してもいいと思います。
休憩が終わったらいよいよ本番!
天井やステンドグラスが美しいプロテスタントチャペルの方で行います。
挙式中はずっとセレモニーマスターのお話を聞いていたり、指輪交換したり、ろうそくに火をともしたり、色々忙しいので中をじっくり見ている暇がありませんでした。
カメラマンさんの写真や動画に色々映っているといいんですが。
セレモニーマスターのお話は国籍関係なしに定型文読み上げるだけかと思ってたら、結構日本人向けの内容で嬉しかったです。
プロイセンが好きな方は振り返ったら嬉しいと思います!黒鷲!!!
挙式が終わったらまた皇帝の間に戻ってきて、ケーキカットのお時間です。
ネットで調べると白いお花に緑の葉っぱがついてるケーキの画像が出てくるんですが、この日はピンクのお花でした!可愛い!
ナイフはドイツ最後の皇帝、ヴィルヘルム二世の宝物庫から借りてきたものだそうです。(何となく聞いてたけどあってるかな???)
ドイツのウェディングケーキには伝統的に赤いチェリーが入っているけれど、花嫁の白いドレスを汚すといけないからホ城では真っ白なケーキを出しているそうです。
シンプルなスポンジケーキ(日本のふわふわジェノワーズではなく、ずっしりとしたパウンドケーキのような生地)に分厚いバタークリームを塗り、シュガーグレーズで覆われています。中身しっとりですごくおいしかったです。結構大きいので、余った分は古城ホテルに持ち帰って食べることができます。
この時記念品ももらえます。待ってました!黒鷲のブローチ!
昔の挙式プランには必ず記念品の文字が入っていたのですが、最近のプランからは削除されています。なので当日までもらえるかどうか不明だったのですが、無事にもらえました!
このほか、お城のガイドブック(日本語!)、ポストカード、ポスター、縁起物としてプレッツェルをもらいました。
プレッツェルは「最初は柔らかいから食べてもいい、時間が経つと乾燥して硬くなるので、ずっと記念品としてとっておいてもいい」との説明がありましたが、日本の湿気ヤバすぎて全くとって置ける雰囲気ではなかったです。日本に着いた時には表面の塩の粒が溶けてふやけていましたので、どうしてもとっておきたい方は大量のシリカゲルとジップロックを用意するといいと思います。
もろもろ落ち着いたら最後は城内のフォト撮影ツアーです。
昔は城内撮影禁止でしたが、今はOKらしいです。新郎新婦は忙しいので、写真を撮っている暇はありませんでしたが、母があちこち撮ってくれていました。
どこもとっても綺麗でした!ちょっとした展示があるので、通訳さんが説明しながら歩いてくれます。
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撮影ツアーが終わったらお城のレストランでランチがいただけます。
これは伝統的なパンケーキのスープらしいです。スープ系は大体猛烈に塩気強めです。
お魚とパスタ!お魚は塩気もちょうどよくて、ふっくらしててとても美味しかったです。
ただし、このランチ14時~15時くらいだったと記憶しておりまして……
食べ過ぎると夜19時のキャンドルライトディナーがつらくなりますので注意が必要です。
ランチの後は通訳さんに事前に声をかけておけばお店のショップで買い物も可能です。
ということで無事に挙式が終わりました!古城ホテルに戻ります。
戻ってからせっかくなのでブーケ二つとオタクらしい撮影をしました。持ち歩くの大変かなと思って本田さんしか持ってきませんでしたが、やっぱりギルベルトさんも用意すれば良かったかな……と思いました。
あっという間にキャンドルライトディナーのお時間。なんと日本語のメニューがありました~!
最初はガスパチョからスタート。冷たくて美味しかったです。
フォアグラとマンゴーパッションフルーツのオペラ。残念ながら一家そろってフォアグラのテリーヌが食べられないので、全然手を付けられず。ウェイターさんにゴメンねゴメンねって言いながらバイバイしました。ウェイターさん、めちゃくちゃ優しいので「気にしないで、楽しんでね!」と言ってくれました。
好き嫌いもアレルギーも一切聞かれなかったのですが、もしかしたら事前に伝えておくと良かったのかもしれません(対応可能かどうかは謎ですが)
クレソンのクリームスープ。相変わらず塩気強めですが、他のと比べたら比較的控えめでおいしかったです。
ライチソルベ。
子羊のロースト。お肉が柔らかくてとーってもおいしかったです。
最後のデザート。真ん中に挟んであるカリカリするやつが美味しかったです。
これでディナーはおしまい。品数少なめに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、1つ1つのポーションが結構大きいので、十分な内容です(というかがっつりランチからのディナーなので大抵の人は相当苦しいと思います)
もうそろそろ古城ホテルともお別れの時間が近づいています……
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2泊目の朝は新郎新婦もレストランで朝食ビュッフェです。
ナッツがたくさん置いてあって嬉しい!
大体基本のコンチネンタルって感じでした。
そういえば昨日持ち帰ったケーキをまだ食べていなかったのですが……(お腹いっぱいすぎて……)
朝食の席に着いたらウェイターさんが持ってきてくれました。
朝食のナッツとフルーツをのせてカスタマイズ。冷蔵庫に入れちゃったので昨日のしっとり具合は失われてしまいましたが、やっぱりおいしい~!
きついかな?と思いましたが間食できました!
朝食後はフロントに「10時半にチェックアウトするので、その時間にタクシーをお願いしたい」と伝えたところ、時間ぴったりにタクシーがきました。
ありがとう~!!とっても楽しかった!色々大変だったけど本当に楽しかった~~~!!!
無事にHorb駅にもつきまして、電車を待つ間駅の周りをお散歩しました。ドイツっぽい可愛らしい街並みでした。
ヨーロッパってこういう川すれすれの建物よく見かけるけど、増水とか大丈夫なんでしょうか?
色々気になるけどとにかく可愛い街並み~!
この後私たちはフランクフルトに向かって帰国予定だったのですが、フランクフルトが大都会って感じの建物ばかりだったのでここで可愛らしい街並みを見れて良かったです。
良かった!本当に良かった!
これでホ城挙式レポはおしまいです。いつかホ城挙式を夢見る誰かの参考になったら嬉しいです!
(色々時期で変わると思うので、参考程度にお願いします)
【追記】
そういえば衣装の話何にもしていませんでした。
衣装は基本プランに入っているところがほとんどですが、拘りたい方は持ち込み料を払うか、代理店によって衣装がついてないプランを選ぶこともできます。
私は持ち込みにしましたが、プラン内でレンタルすると衣装を送ってくれるサービスがあったりするようです。
旅行中ドレスを持ち歩くのはしんどいので、うまく活用するといいと思います。現地から宅急便で日本に送ってしまう人も多いようです。
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